高知県立文学館

KOCHI LITERARY MUSEUM
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「宮尾文学の世界」室 展示入れ替えました

「宮尾文学の世界」室の展示入替えを行いました。

「宮尾登美子の軌跡」と題し、宮尾登美子さんの自伝的四部作を中心に、直筆原稿や日記、ノートなどを展示しています。

 自伝的四部作の『櫂』『春燈』『朱夏』『仁淀川』は当館でもすでに何度も展示していますが、今回は作中のできごとをこまかくピックアップした年表を作成しました。時代背景や当時の風俗写真とともにできごとを追いかけることで、より作品の世界に入り込んでいただけたらな、と思っています。

 自伝的四部作は宮尾登美子さん自身がモデルである「綾子」を中心に描かれていますが、私は母の「喜和」にとても心ひかれています。

 自分も母となったからでしょうか。四部作全体を通して一人の女性として強くなっていく喜和の姿にとても魅力を感じました。『櫂』では弱くはかない印象の喜和ですが、四部作の最後『仁淀川』に出てくる喜和には『櫂』の弱々しい面影はなく、女一人で戦後を生きるたくましい姿がありました。と、同時に母のかわらぬ優しさとあたたかさ……。

 そのほか、「志国高知 幕末維新博」関連企画として、『天璋院篤姫』の原画コーナーを設置しました。日本画家の小市美智子さんによる挿絵・全352枚の中から20枚を展示しております。繊細で美しい筆致を間近でご覧いただけます。

(和)

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