高知県立文学館

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文学館ニュース
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幡多郡田ノ口村(現・黒潮町)生まれ。作家。「聖ヨハネ病院にて」ほか、病妻もので文壇に地歩を築く。再度の脳出血後、家族の助けにより、左手で、あるいは、口述筆記で文芸への執念を貫き、私小説作家として不朽の金字塔を打ち立てた。

1902(明治35)
幡多郡田ノ口村(現・黒潮町)に生まれる。
1924(大正13)
東京帝国大学英文科に入学。イギリスの詩人ブランデン先生に出会う。
1927(昭和2) 
東京帝大卒。改造社入社。同人誌「風車」創刊。
1932(昭和7)   
「新潮」に「薔薇盗人」を発表。新進作家として注目される。翌年処女創作集『薔薇盗人』刊。
1938(昭和13)
「安住の家」で私小説の道開く。翌年、妻・繁子が発病。
1946(昭和21)
妻死去。「聖ヨハネ病院にて」が高い評価を得る。
1958(昭和33)
『春の坂』刊。翌年芸術選奨文部大臣賞受賞。
1962(昭和37) 
秋、2度目の脳溢血で倒れ、右手、足、口が不自由に。
1963(昭和38)
口述筆記による「白い屋形船」発表。翌年刊。昭和39年度読売文学賞受賞。
1980(昭和55) 
8月28日東京で死去。78歳(満)。絶筆「秀夫君」を遺す。 

〈おもな著作〉
第1創作集『薔薇盗人』
第3創作集『ちちははの記』
第11創作集『晩春日記』
第20創作集『春の坂』
第24創作集『白い屋形船』
第28創作集『極楽寺門前』
自選創作集『病妻物語』

〈おもな当館収蔵資料〉
上林暁ノート ブランデン教授講義録

 

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