高知県立文学館

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文学館ニュース
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魔法をかけられたシンデレラの衣装はいつもとても美しいものです。グリム版では3回の舞踏会で、どんどん靴も衣装も豪華になっていきます。  さて、こうした衣装は実際に当時流行していたドレスが取り込まれているものが多くあります。

シンデレラの絵本を見ると、舞踏会や王子様との結婚式で出たごちそうのメニューを書いている作品はそう多くはありません。 しかし、いくつかの絵本には、ごちそうの中身が書かれています。 中世ヨーロッパでは小麦粉の白いパンがごちそ

 シンデレラの靴は、ペロー版ではガラスの靴、グリム版では金の靴。   靴は左右対称の形をしており、1対でセットとなっています。そのため、古くから男女関係や結婚を表すシンボルとされました。  シンデレラは小さな靴をはける、

近代文学の成立に一役買った坪内逍遥(しょうよう)もシンデレラを書いています。その名も「おしん物語」。高等小学校の教科書の一話です。 このお話の主人公おしんは、ドレスの代わりに着物を着、ガラスの靴の代わりに扇を持つなど、か

今の私たちがよく知る「シンデレラ」が日本に紹介されたのは、明治時代です。東京英語学校や東京大学予備門などで使われた英語リーダー『チェンバーズ・リーディング・ブック』(明治6)には、ペロー版シンデレラが見られます。 翻訳で

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