高知県立文学館

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文学館ニュース
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田中貢太郎から黒岩涙香へ入れ替えました!

2020.06.01
  • 黒岩涙香
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常設展示【反骨の大衆文学】コーナーを田中貢太郎から黒岩涙香へ入れ替えました。

黒岩涙香は1868(文久2)年に現・安芸市川北に生まれました。大阪英語学校、次いで東京で学ぶも中退。丸善、東洋館などで洋書を取り寄せて読破し、抜群の英語力を身につけました。

新聞記者として活躍していた涙香は、当時ほとんど翻訳されていなかった海外の探偵小説に目をつけ、明治21年1月から「法廷の美人」を「今日新聞」に訳載、好評を博しました。

涙香訳の翻案探偵小説は、読者に大いに歓迎され、「今日新聞(都新聞)」や「絵入自由新聞」などに途切れることなく連載。探偵小説ブームとなり、当時の文壇の中心的存在であった尾崎紅葉率いる硯友社が、探偵小説退治と称して探偵小説を書くほど、文壇にも大きな影響を与えました。これまで日本にはなかった探偵小説を広く大衆の読物として普及させた功績から、涙香は「我が国探偵小説の元祖」と呼ばれています。

また、明治25年、自身の新聞社を立ち上げ、「万朝報」を創刊。簡単・明瞭・痛快をモットーとし、社会悪に対して徹底的に追及する姿勢と、涙香の翻案小説の人気によって一世を風靡。明治の新聞王としても知られています。

展示では『法廷小説  人耶鬼耶』『片手美人』などの初版本や、涙香訳の名作『噫無情』『巌窟王』の舞台であるヨーロッパ各地の紀行文「南欧游草」草稿など貴重な資料を紹介しています。ぜひご覧ください。

 

 

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