高知県立文学館

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文学館ニュース
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自然とともに在ること。

2020.10.28
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自然とともに在ること。

 早いもので、10月も終盤になりました。激動の2020年も残すところあと2ヶ月あまり。今年は、いつにも増して時の過ぎ行くのが早かったように感じています。
 自粛生活で静かだった春。花火大会もよさこい祭りも中止となった夏。そして、秋。人間社会ではいろいろなことがありましたが、どんな時でも植物は変わらずそこに在り、時が来たら芽を出し、新緑に萌え、花が咲き、今は少しずつ色づいてきて…。その在り方から学ぶことがたくさんあるのではないかと、感じることがありました。
 朝晩の空気の冷たさが季節の移ろいを教えてくれるこの時期、文学館の南にある萩の花もあと少しで終わりです。その清々しい姿を眺めるたびに、私もこのように自然と一体で在りたいものだと思います。
 ただいま休館中の文学館が再オープンするのは新年1月2日(土)、椿の花の季節。そして、1月16日(土)からは「百花繚乱~高知の女性文学史~」展が始まります。両親が高知出身の大塚楠緒子や、これまで紹介できなかった近代以降の女性作家の活躍も踏まえながら、高知の女性文学の流れをご紹介する展覧会です。新しい年に皆様とお目にかかれることを楽しみにしながら、文学館でお待ちしております。(夕)

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