![アリスの世界展―不思議な冒険の招待状―](https://www.kochi-bungaku.com/wp-content/uploads/2023/03/df6dccd98c4365acbd400f74993b658b-302x370.jpg)
![終了](https://www.kochi-bungaku.com/wp-content/themes/kochi-bungaku/img/exhibition/e_icon03m.png)
アリスの世界展―不思議な冒険の招待状―
「アリス」の奇妙で愛すべき物語世界と、その先の不思議へ。
観覧料: 500円 ※高知県・高知市長寿手帳等お持ちの方、高校生以下は無料(窓口で長寿手帳、生徒手帳等のご提示をお願いする場合があります。)
この展覧会は、イギリスのルイス・キャロルが今から150年以上前に執筆した物語『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』を通して、皆さんを不思議な世界の入口へと誘うものです。
『不思議の国のアリス』はキャロルがアリス・リドゥルとその姉と妹を連れてボートで遠出した時に生まれた物語です。友人の作家とその家族の勧めで出版を決意して物語を出版用に膨らませ、挿絵のジョン・テニエルとともに納得のいく本を作り上げたキャロルは、1865年に『不思議の国のアリス』を刊行。この2人組は1871年に続編といえる『鏡の国のアリス』も出版しました。ナンセンスやパロディー詩、言葉遊びなどをふんだんに交えた物語は、ヴィクトリア朝の教訓主義から子どもの心を解放し、あっという間に大人も含めてたくさんの人の心を捉え、世界各国で翻訳されました。
「アリス」の世界にはキャロルの本職だった数学や論理学の知見も織り込まれています。また、言葉遊びで生まれたキャラクターも登場します。日常をいつもと違う目で眺め、楽しむたくさんのヒントが、この物語には隠されているのです。
「アリス」の奇妙で愛すべき物語世界を楽しみながら、その先の不思議も少しだけのぞき込む、そんな冒険へ皆さんをご招待します。