春雨に満開の桜も静かに佇む高知城
その東麓に位置する高知県立文学館では、新年度に入り常設展の装いが一部新たになりました。
企画コーナーとして、昨年11月に逝去された高知市在住のミステリー作家、西澤保彦さんの追悼展を4月1日から来年3月22日まで開催します。
あわせて、今年第50集発行という記念の年を迎える高知県子ども詩集『やまもも』展の開催とともに、吉井勇書簡や安岡章太郎草稿など当館新収蔵品を初公開。
さらに、今年は当館を特徴づける一人となっています直木賞作家、宮尾登美子の生誕100年。そこで当館では「生誕100年記念 宮尾登美子展~生きてゆく力~」を令和8年4月11日(土)から6月28日(日)まで開催します。
かつての街並みや生活の様子などを丹念に描写しながら、芯のある女性の矜持や生き様に迫った宮尾登美子の小説の数々。『鬼龍院花子の生涯』や『天璋院篤姫』などいくつもの作品が映画化や大河ドラマ化され、人気を博しました。
期間中は、高知県出身の直木賞作家、山本一力氏や文芸評論家の尾形明子氏の記念講演会、お茶席や一絃琴の演奏会、工作イベントなどもございます。ぜひこの機会に宮尾文学の世界をお楽しみください。
本年度も高知県立文学館では様々な企画、催し物を通じて、皆様に高知の文学の魅力をお伝えしてまいります。当館の活動が文学に親しむきっかけとなり、皆様の心豊かな生活の一助になれば幸いです。 (博)











