高知県立文学館

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文学館ニュース
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春のあんびるやすこ展

2024.04.24
  • ひとことブログ

春のあんびるやすこ展

新緑の季節になりました。この時期だけの葉の色は翡翠のように美しくて、短い間ですがとても好きな季節です……花粉症でなければなおいいのですがねー。
春の爽やかな空気を胸いっぱいに吸い込みたいのに、部屋中換気もしたいのに、洗濯物も布団も外に干したいのに……私にできることといえば家でじっとしていることぐらいですわ。しょうがないよね花粉症だもの。

さて、当館で開催中の「あんびるやすこ作品展」は、そんな花粉症なやさぐれの私にも春のように明るくやわらかな風を運んでくれるような展覧会です。
原画の色づかいの繊細さ、宝石や洋服、お菓子の質感、鮮やかなのに綺麗にまとめられた色調。どれも絵本だけではなかなか伝わらない、実際に原画を見られる展覧会の良いところです。

私自身はあんびるやすこさんの作品を大人になってから読んだのですが、大人だから染み入る言葉もたくさんあります。
たとえば、「よくないことは、よいことの種」(「なんでも魔女商会」より)というセリフ、しょっちゅうやらかして地の底まで落ち込むどうしようもない自分も「そうだ、とにかく一個一個問題を片付けよう(この辺はアントニオ猪木の名言に影響されている)、そうしたらこの状況もひっくり返るかもしれない」となんだか前向きになれるので、何度心の中で唱えたかわかりません。
子どもたちはもちろんですが、一人で戦っている大人の人にも読んで欲しいな、と思います。

ちなみに登場人物としては、「ムーンヒルズ魔法宝石店」に出てくる性格が悪いのにちょっとツンデレな魔女セレニティスがお気に入りです。
ぜひ皆さまも、あんびる先生の作品に触れて、お気に入りの言葉や登場人物を探してみてくださいね!(川)

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