土佐郡土佐町生まれ。詩人。ロマン・ロラン、左翼詩人マルセル・マルチネとの家庭的な交友は上田の長い人生の精神的な背景となる。日本的な清楚さと西欧の深さに惹かれ、詩作やパステル画にうちこむ。 <おもな著作> 詩集『自存』『氷
幡多郡奥内村(現・大月町)生まれ。詩人。キリスト教的思想を基調とした人間愛に満ちた思想的叙情詩を書き、人生派詩人としての評価が高い。<おもな著作>『日本海流』『地球民のうた』など
香美郡大楠植村(現・香美市土佐山田町)生まれ。教員時代に岡本弥太を知り、その詩風に強く影響を受ける。戦後は詩誌「蘇鉄」の主宰、「日本未来派」同人、詩集の発行など、精力的な活動を行い高知詩壇の発展に尽くした。<おもな著作>
幡多郡中筋村有岡(現・四万十市)生まれ。伊藤左千夫に影響を受け、小説等を「ホトトギス」及び「アララギ」に発表。大正4年喀血し、病床で『赤光』を読み、再び作歌に志す。同8年「覇王樹」を創刊。閑雅で清澄な名歌をのこした。 1
宿毛市生まれ。歌人。橋田東声と結婚、のち浜忠次郎と再婚。歌人としては「覇王樹」を経て大正十四年小泉千樫に、のち北原白秋に師事。雑誌「草の実」「月光」「花宴」などを創刊主宰した。戦後、女人短歌会を結成し、女流歌人の育成に努